今回はモバイルプロジェクターXGIMIHalo+(Plus)とHaloとの違いを比較していきたいと思います。また2つの価格差やズバリ買いはどっちか?も徹底検証していきます。
据え置き型(ホーム型)プロジェクターに限りなく近いモバイルプロジェクターXGIMI Haloが更にパワーアップした最高峰、Halo+(Plus)が発売されました。
「モバイル史上最高の明るさ、持って歩ける映画館」と言われるHalo+(Plus)。
大画面で大迫力の画像を好きな場所で満喫出来たら最高ですね!
ただ、前のモデルXGIMI Haloとどこがどう変わったのか?XGIMI HaloとXGIMI Halo Plusの価格差が気になる所ですよね!
という事で今回は
・値段、性能からズバリ買いはどっち?
じっくり検証していきたいと思います♪
Halo+(Plus)
XGIMI Halo PlusとHaloの違いを比較!
ではでは、早速 XGIMI Halo PlusとHaloの違いについて比較していきたいと思います♪
見た目は、正直ほとんど同じといってもいいくらい似ています。
外観の色合いが、Haloがシルバーに対し、Halo Plusはグレーがかった少し濃い目の仕上がりになっています。
あとはHalo Plusには前面に台形自動補正センサーが追加されています。
各スペックについて、まずは以下の比較一覧表を見て行きましょう。
Halo Plus | Halo | |
発売日 | 2022年3月1日 | 2020年7月2日 |
サイズ | 113.5×145×171.5mm | ←同じ |
重さ | 1.6kg | ←同じ |
投影方式 | DLP | ←同じ |
ディスプレイチップ | 0.33”DMD | ←同じ |
投影解像度 | フルHD(1080p)1920 x 1080 | ←同じ |
投影率 | 1.2:1 | ←同じ |
端子類 | HDMI×1、USB2.0端子×1、3.5mmステレオミニヘッドホン出力用×1、DC×1 | ←同じ |
ワイヤレス規格 | 2.4 / 5.0GHz(IEEE802.11 a/b/g/n/ac)・Bluetooth 5.0 | ←同じ |
スピーカー | Harman/Kardon 5W×2基 | ←同じ |
ノイズレベル | < 30dB | ←同じ |
RAM | 2GB | ←同じ |
消費電力 | 90W | ←同じ |
ストレージ | 16GB | ←同じ |
投影サイズ(推奨) | 40〜120インチ | ←同じ |
明るさ(輝度) | 900ANSIルーメン | 800ANSIルーメン |
画像処理 | HDR10+/XVUEイメージエンジン | HDR10 |
台形補正 | 〇水平垂直とも自動 | 〇垂直補正は自動 ×水平補正は手動 |
障害物回避 | 〇対応 | ×非対応 |
スクリーンへの自動アジャスト | 〇対応 | ×非対応 |
MECE(モーション補正) | 〇対応 | ×非対応 |
低遅延モード | 〇対応 | ×非対応 |
高速AF(オートフォーカス) | 〇対応(ToFセンサー) | 〇対応 |
搭載OS | Android TV 10.0 | Android TV 9.0 |
バッテリー | 2時間 | 3時間弱 |
価格(税込) | 99,880円 | 96,800円 |
では、今回変更のあった内容の詳細ついて確認して行きたいと思います。
XGIMI Halo Plusの明るさ(輝度)が900ANSIルーメンへUP
ひとつ前のHaloは明るさ(輝度)が800ANSIルーメンに対し、Halo Plusでは900ANASIルーメンへと100ANASIルーメンUPしています。
この輝度900ANASIルーメンは、モバイルプロジェクターの中では、今現在最上位の明るさとなっています。
ではこの100ANASIルーメンの違いはというと・・・
正直そんなに大きな大差はありません。
比較してみて、若干Halo Plusの方が明るいかなっという感じです。
ちなみに「ANSI(アンシ)」とは、米国国家規格協会が定めたプロジェクターの規格の事です
通常、プロジェクターは画面の中央と隅っこの方とでは明るさが異なりますので、表記のムラが出ない様に、全体的な明るさの平均値を出したものが、この「ANSIルーメン」となります。
なので、「ルーメン」だけの表記の製品に対しては、ちょっと気をつけた方が良いかも知れませんね!
XGIMI Halo Plusの画像処理能力(色彩表現)UP
明るさUPに加え、画像処理能力も向上しています。
両機種とも新規格HDR10(High Dynamic Range)によって、明暗がはっきりと表現されますが、今回のHalo Plusには、新たにXGIMI独自のX-VUE2.0イメージエンジンが搭載されました。
これにより「色」が忠実に再現されるのと同時にノイズも低減され、より自然で鮮やかな映像が楽しめる様になりました。
これも嬉しい機能ですね!
XGIMI Halo Plusの台形補正が水平補正も自動に!
Haloにも台形補正が付いていますが、自動で行うのは垂直方向(縦方向)のみとなっており、水平方向(横方向)は手動で行う必要がありました。
今回、新しくなったHalo Plusでは、水平・垂直の両方ともに自動補正してくれる機能が加わり、手動補正の煩わしさから解放される事になりました。
これは大きいですね!いちいち補正しなくて済む訳です!
水平垂直の自動補正はとっても便利だね!
XGIMI Halo Plusに障害物回避、スクリーン自動アジャスト機能が追加
モバイルプロジェクターを投影する際、部屋の壁や、天井をスクリーンとして使う方が多いと思いますが、その壁に 窓だったり、棚だったり、エアコン、電灯など、投影の邪魔になるものが存在するケースがあると思います。
そんな時、自動でその邪魔になる部分を避けて、何もない所を選択してくれるという、これまた便利な機能がHalo Plusに追加されました。
前のHaloの場合、手動でチョコチョコ移動させて、障害物を避けなければならなかった事を考えると、これも大きな利点ですね!
また、スクリーンを設置して投影する場合、そのスクリーン枠のサイズを自動で認識して、自動でそのサイズにピタリと合わせてくれる賢い機能も追加になっています。
更にこれも大きな便利機能だね!
XGIMI Halo PlusにMECE(モーション補正)が追加
動きの速い映像を映した時、残像間(速い動きに追従しきれず、ちょっとギザギザな動きになる)事がありますが、今回のHalo PlusではMEMC(モーション補正技術)が搭載されました。
この補正により、動きの速い映像であっても、滑らかな残像感のない映像が楽しめる様になりました
XGIMI Halo Plusに低遅延モードが追加
この機能は主にゲームをする場合に有効なモードです。
プロジェクターでゲームをする場合、どうしても気になるのが遅延ですよね。
今回のHalo Plusにはゲームモードに設定すると、26.5msの低延長入力が可能です。
この機能により、映像のタイムラグを最小限に抑え、ストレスなく大画面でゲームを楽しめます。
但し、FPS(一人称視点のシューティングゲーム)などでは、26.5㎳では追いつかないので、ちょっと苦しいかもです。(そもそも画面が大きすぎて向かない)
RPGなど綺麗でリアルな、映画を楽しむ様なゲームには最適だと思います。
XGIMI Halo、Halo Plus価格差は?
やっぱり決めてとなるのは価格という方も多いと思います。
今回の買い物は10万円弱と、決して安くはないですからね。
ただ今回の新旧比較では機能的に見ると、明らかに「Halo Plus」が上回っていますよね!
なのに価格差は3,000円!
3,000円なのにこの差って・・・。
XGIMIもなかなかやりますね・・・(笑)
正直、価格差は無いと言ってもいいネ!
XGIMI Halo PlusとHaloの違いを比較!価格差や買いはどっち?のまとめ
さてさて、今回の製品 XGIMI「Halo」と「Halo Plus」新旧どちらが買いか・・・?
数万円の差が出ているのであれば考えますが「3,000円」という価格差で、これだけ機能に差が出ては・・・
正直、迷う余地はありません!
言うまでもなく、現在の買いは新製品の「Halo Plus」ですね!
今のこのスペックであれば、ライバルなし、一押し商品だと思います!!
Halo+(Plus)